今回の物件の決裁を無事におえる間での期間、何度も物件購入は無理ではないかとあきらめそうになったり、心が折れそうになりました
2億5千万円を超える借り入れに
不安と恐怖ともちがうなともいえない感覚を覚える
2棟目となる今回の物件、買付けの申込みの段階でまったく不安がなかったかといわれると、そうではありませんでした。
今回の物件を購入すると、借入れの金額が2億5千万円を超えます。
1棟目を購入したときはまだ、万が一のときにも何とかなると思える借入金額でした。
これが、2億5千万を超えるとなると、いままでの自身の経済感覚で想像できる範囲の外に飛び出します。不安とも恐怖ともちがうなんともいえない、感覚を覚えました。
売買契約の4日前に地震
迷いが深まり、妻も不安に
その上、買付け申込み後、売買契約の4日前に地震がやってきました。今後の先行き不透明感がただよう中、迷いました。
とりわけ、不動産購入を進めていいものなのか、妻はとても不安だったようです。
この状況のなか購入に向け進んでいったのですが、融資の審査がおりた後、金消契約までの約10日は、もう進めるのは無理かもしれない。手付金700万円を放棄しての解約もやむなしの状況も覚悟しました。
妻が大反対する
妻が、「保証人になれない、金消契約で印鑑を捺せない」こういい始めたのです。
地震のこと、夫婦のこと、借入れ金額のこと、いろんな要因が絡んで、今は物事を進める時期ではないと思ったようです。
それでも決済の日を迎えらえた理由は?
この状況から、決裁の日を無事に迎えることができたのは、いろいろな理由があります。
まずは、自信を持って購入したいとおもえる物件を紹介してくださり、その後の運営の相談にも乗っていただける村田さんの存在があったからです。
つぎに、夫婦でもう一度話をきちんとしたからでしょうか。何のために収益物件を購入するのか、購入したあと将来どうなるのか、それはいつくらいなのか、どんな楽しみが待っているのか。
具体的に、イメージできるレベルまで想像して盛り上がりました。
さらに、地震直後のこの時期、何をしていくことが自分たちにできることなのだろうか。も2人で考えました。
結果、立ち止まるのではなく、普段とおり、自分たちにできることをできる範囲でやっていくことがベストだろうという結論に至りました。
不動産の購入だけにとどまらず
夫婦の絆が強まり将来設計を再度考えるきっかけになった
今回は、ただ単に不動産の購入ができたにとどまらず、夫婦の絆が強まり、将来設計を再度考えるきっかけにもなり、自分のあり方などを見直す機会にもなりました。
本当に、貴重な体験をすることができました。ありがとうございます。
追伸
「女心と秋の空」、思い知らされました(笑)
神奈川在住経営者ケンさん
■【村田のコメント】:最悪の状況で将来のイメージを再構築
知りませんでしたが、いろいろあったようですね。
サイゴには夫婦円満で終わってますが、一歩間違えれば大変なことになっています。
また、2棟目で2億5千円の借り入れになるということでハタと我に返って、急に怖くなったとのこと。
これは非常によくあることです。
それまでは、全く問題ない、自分は大丈夫と思っていても、実際に決済直前になって、実感がわき、借り入れすることが恐ろしくなってしまうのです。
通常はこうなってしまったら、マイナス思考が頭を埋め尽くしてしまっていますのでここから立ち直るのは大変困難です。
しかも、地震が発生し、更に奥様の大反対があったのですからトリプルパンチです。
しかし、ケンさんは違いました。
このような最悪の状況で、なんと将来のイメージを再構築したのです。
重要なのは、「なぜ収益不動産を購入するのか?」です。
そこに立ち戻って、ご自身の目的を見失なわず、改めてご夫婦で目標を立てたことが最大の収穫ではなかったでしょうか。
このことは、とても良い教訓を含んでいます。ぜひ、これをご覧の方もご自身に置き換えて考えてみて下さい。
ケンさん本当におめでとうございます。ぜひ、ご夫婦で今後も目標に向かってがんばって下さい。