今回の物件取得に関してはかなり悩みました。
一番の理由はブラジル人の館だということです。
星の数ほど物件がある中でわざわざそんな物件を購入する必要があるのかと、家内とかなりもめました。
空室が多い問題は管理会社を変更したことで解決
物件のある場所は行政をあげてブラジルとの交流を図っているので、今後とも繋がりは続くでしょうし、自分がその物件に住むわけではないのですから、人種を限定する必要はないと考えました。
空室が多いことは、それまでの管理形態で凡そ予測がつきました。客付きの良さそうな管理会社が付いているのに、入居率が低いのは問題ですが、昔ながらの街の不動産屋さん風であれば、空室が多くなりやすいのではないかと思います。
物件の下見をしたときに、空室部分の鍵を開けてくれたときの管理会社の対応の悪さで管理会社の変更を決意しました。
物件自体の状態はかなり良い状態でした。また、周辺にはRCの中層の物件はほとんどありませんでした。現地にはブラジル人向けのコンビ二までありました。
現地調査で客付けの良さそうな不動産屋さんも発掘できたので、購入の申込を入れました。
融資でも予期せぬトラブルがありましたが、なんとか実行にこぎつけることができました。これも村田先生のおかげです。ありがとうございました。今後は3月までの繁忙期で満室にするべく努力していきたいと思います。
関東在住経営者かぶとさん
■【村田のコメント】:人のやりたがらない物件でも一歩踏み込んで調査して決断。すばらしいセンスです
ブラジル人の館とは、どこかで聞いたような物件ですね(笑)。
一瞬、誰でも腰が引けると思いますが、そこからいかに踏み込んで検討できるかが勝負です。
ブラジル人のコミュニティが形成されているエリアではブラジル人をしっかり受け入れできる物件というのは、実はかなり貴重なので、稼働率は非常に良くなることが多いのです。
実際、私が所有する中で、最も気に入っている物件の一つがブラジル人の館です。
満室にまでもっていくのに少々手間は掛かるかもしれませんが、そこまで持って行くことができれば、かなり安定して収益をもたらしてくれると思います。
最初から拒否をするのではなく、一歩踏み込んで、しっかり調査し決断できたかぶとさんは、素晴らしいセンスだと思います。
ぜひ、がんばって満室にしていただければと思います。