⼊会から3年目。今回は5棟目の購⼊になります。
以前、銀⾏の本部承認がおりて、さあ売買契約だという正にその当⽇になって、レントロール偽装が発覚したことがありました。
その物件は結局⾒送りましたが、そのときの仲介業者が「お詫び」として、物上げの強い業者さんを紹介してくれました。挨拶にいったちょうどその⽇に、物上げされてきたのが今回の購⼊物件です。
実は私、これまで新築物件や合同会社の名前を、所有するオートバイの⾞名から取って付けてきました。今回の購⼊物件名はナント、初めからそれと同じでした。
さらに物件所在地が、私が1歳半まで暮らした⽣家の⾄近距離にありました。
さらにさらに、元付業者の社⻑の名前と誕⽣⽇が、私の⼦供と同じでした。こんなご縁が重なって、「この物件は私が手に⼊れるのが当然だ」と勝手に信じてしまいました(笑)。
そんな奇遇もあり、また「私の融資が堅そうだ」ということで、物件情報を完全にクローズドにしていただきました。しかし2⾏に持ち込んで待たされた挙げ句、いずれも融資額がまったく伸びませんでした。
⾃分の利益だけ考えていたら、間違いなくここで諦めていました。ただ、ここまで私を信じて物件を押さえてくれた、元付業者の売り主に対する面⼦を潰すのだけは避けたいと思いました。
その思いを元付業者にぶつけたところ、指値や融資額の積み上げ、多少の頭⾦の合わせ技により、奇跡的に道が拓けました。
今回の物件購⼊を振り返ると、さまざまなご縁もあって意気投合したことに加え、⾃分の利益だけでなく元付業者の利益にも配慮したことで、元付業者との信頼関係を構築できました。このことが排他的に物件をグリップし、納得できる融資条件を引き出すことに繋がりました。
私は、不動産事業では「利他の精神」が最⾼の戦略だとつくづく思います。プロジェクトに関わる全ての参加者を満足させたあとの「残りモノをいただく」というセルフイメージを⼤切にしています。
今回の購⼊で、家賃年収が7300万円になりました。今後は、がむしゃらに規模拡⼤に邁進するのではなく、不動産事業の目的を他者貢献の手段として再定義していきたいと思っています。
これから物件を購⼊される⽅へ。不動産投資は借⼊によるレバレッジが効くため、良くも悪くも⼀つの判断が何倍にもなって⾃分に返ってきます。
⾃⼰流で⼤怪我をする前に、適切なメンターを⾒つけることが⼤切です。この会では再現性の⾼い不動産投資のノウハウを惜しみなく提供しています。ぜひ⼀緒に成⻑していきましょう。
関東地⽅公認会計士ダディさん
■担当トレーナー:佐藤のコメント
ダディさん、5棟目購⼊おめでとうございます︕︕︕すこぶる順調に購⼊されていますね。
「利他の精神」はすばらしいです。関係者への心遣いが運を引き寄せたと思います。
これからも、物件購⼊、そして社会に貢献していってください︕︕
佐藤彰洋