2017年10月入会です。今回は入会してから9棟目の購入になります。
2019年7月に、8棟目にあたる、東京都23区内新築物件を購入してOnevestarになったのですが、全空からスタートのこの新築物件を埋めなくてはいけなかったことや、他の物件も閑散期の中で空室率が徐々に上がっていったことから、これは最大化よりも最適化を目指すべき時と考え、2019年秋以降は様々な⼯夫で「満室」を目指すことに重きを置きました。
その結果、このコロナ禍の中でも2020年6月時点で、なんとか99%の入居率を達成することができました。
一方で、C銀⾏担当者からは、前回購入してから時間もある程度経っているので、「物件を持ち込んでも良いですよー。」と⾔われていましたので、2020年4月からは本格的にスロットル全開で物件検索を再開しました。
そうこうしているうちに、2020年ステイホーム週間(ゴールデンウィーク)明けに、たまたま北関東にある今回のRC物件を、仲介業者から紹介いただきました。
しかしこの物件、
- 私の担当C銀⾏のエリア外
- 積算評価がいまひとつ伸びない
- コロナ禍の中で、地銀からの融資は時間がかかりそうだと聞いていた ので、半ば諦めかけていました。
それでもCFベースでは、300万円/億近く出る物件でしたので、思い切ってC銀⾏にぶつけてみました。C銀⾏の回答は、もしかしたら⾏けるかもしれないが、コロナ禍の影響で担保評価に時間がかかるかもしれないという、なんとも糠に釘のようなものでした。
しかしこのとき、この物件にはすでに10本近い買付が入っていて、1番手、2番手の⼈はすでに銀⾏打診をして、融資承認が下りそうだと⾔うではないですか。そこで私が考えたことは、いかに仲介業者と銀⾏担当者をやる気にさせるかということでした。
仲介業者には、いかに自分の融資が固いかを伝えるなど、仲介業者が動きやすくなる⼯夫を凝らし売主を惹きつけてもらいました。銀⾏担当者については、他⾏の動きを伝えることによってやる気を起こさせ、巻きを入れました。
さらに、売主さんもグリップできたなというタイミングを⾒計らって、指値することもでき、ついに諸費用込みのオーバーローンをC銀⾏から引くことができ、無事に決済を迎えることが出来ました。
今回の物件を購入できて思うことは、このコロナ禍の時代でも⾦融機関によっては「融資の姿勢が、コロナ禍以前と何ら変わらないところもある」ということが判ったということです。
また、今回だけでなくこれまでの経験から判ったことは、関東地方での良い物件というのはスピード勝負の物件が多く、初めの段階で指値する余裕はないということです。
今後もコンスタントに、物件を買い続けていきたいと考えています。今年は9月末日までにもう1棟購入したいと思っています。
なかなか物件が⾒つからない、買えないと悩んでいる方にお伝えしたいのは、勇気を持って⾏動することだと思います。
会員さんであれば、お互い不動産投資の知識にそれほど差はないと思いますので、⾦融機関や仲介業者に体当たりで⾶び込んでいく度胸・勇気があれば、必ずうまくいくと思います。
関東地方勤務医ぜーたさん
■担当トレーナー:はたなかのコメント
ぜーたさん、9棟目購入、おめでとうございます︕︕成熟した経営者マインド、時間軸を意識した意思決定プロセス、熟練の購入テクニックの三拍子を兼ね備えての威風堂々の成果ですね。
更に、今回の物件の着目点は「オーバーローンで購入できたこと」であり、これを重ねることにより、経営規模の拡大と安定化の両⽴を図れます。この調子で、Onevestarのその先に進んでいきましょう(^^)
はたなかかずまさ