⼊会から8年目。今回は13棟目の購⼊になります。
今年の5⽉末に、管理会社の店⻑から電話があり、紹介をいただきました。電話はちょうどお昼ごろで、その日の夕方に現地で会う約束をしました。
の時点ではまだ概要書も作成していない状況で、私にだけ優先的に情報をくださいました。
物件は築20年のRCで、利回りは11.6%、価格は3800万円です。満室だったので、⼊居づけはさほど⼼配していなかったですが、現地を⾒て⼿がかからない物件と判断しました。
管理会社の管理物件だったので、店⻑から現地で直接ヒアリングしたことで運営状況がよく分かりましたし、すぐ横には軽量鉄骨が乱⽴していて、相対的に物件⼒で勝てると感じたからです。
当時の状況としては、仕事を辞めていましたし、4⽉に購⼊したばかりでしたので、さすがに難しいかなという感じがありました。しかし、チャレンジすることで経験になること、そして辞めた今の時点の現状がよく分かると思ったので、取り組むことにしました。
そして結論から⾔うと、地元の信⾦さんを新規開拓することができ、オーバーローンで融資を受けることができました。
ただし、融資は順調にいったわけではなく、⼊⼝は「頭⾦2割」からのスタートでした。しかし、これまでの経験を活かすことができて、交渉がうまくいき、なんとか最後にオーバーで着地できたという感じです。
融資づけでは、持ち込んだ信⾦さんの方向性は、⼀週間とかからずにまとまりました。しかし、その後、⼝座開設等の具体的な⼿続きを進めていったにもかかわらず、まさかの本部承認がおりないというハプニングを経験しました。
てっきり融資がおりるものとばかりに思っていたので、担当者からの本承認がとれなかったという電話を受けて、頭が真っ白になりました。
積極的な支店での感触を受けて買う前提で動いていたので、売買契約も結び、売主さんにも協⼒いただいてサブリースもはずしてもらっていたので、だいぶ焦りました。
ただ、ここからも交渉することができて、支店⻑が全⾯的に協⼒してくださる運びになりました。再度本店にかけあってくださり、信⽤保証協会との協調融資という道が開けました。
このような状況でも、なぜ購⼊できたのかを振り返りますと、⾃分の常識や前提は⼀旦置いておいて、やってみようとチャレンジしたことが大きかったと思います。
まさかの本承認が下りなかった時は、とにかく⾏動するしかないと選択肢が狭くなっていましたが、⾃分の価値観の外にでるというか、枠の外にでる経験を意図的に選択したことが良かったと思います。良い意味で、⾃分の常識を壊すことができました。
担当の才津トレーナーからは、定期的な電話相談の中で、投資家としてのあり方だけでなく、⼈への伝え方など、⻑期的な視野にたった成⻑のためのアドバイスをいただいていたので、多少の困難があっても、前向きな気持ちでいられました。
今回は13棟目の購⼊という事で、多少のことは、トータルでバランスをとれるので大丈夫と思うようになり、細かいところに目を向けるよりは大きくとらえて、もっとも重要でやるべきことが何かを考えて、そこに時間やエネルギーを集中させるようになりました。
また、瞬間的に⾏動することも大切ですが、冷静になり、物事の抽象度を⾼くして大きな視点でとらえて俯瞰して状況をみてみたり、⻑期的に大切なことを⾒定めることを大切にするようになってきたとも感じています。
今後の目標は、⼊居率を100%にして、もっともっと実績をつくっていくことです。また、不動産以外でも、新しいことに積極的にチャレンジして、いろんな経験を積んでいきたいです。
これから物件を購⼊される方へ。もし⾃分が当会に⼊会していなかったから、現在も仕事に追われる⼈生を続けていたと思います。
⾃分の場合は、時間もだいぶかかりましたが、退路を断って「不動産投資をやる、成功させる」と覚悟が決まった時に、現実が動きだしました。あの時、決断して本当に良かったと思っています。
初めてのことは不安や恐怖がつきものですが、やってみるとなんともないこともありますし、⾃分の価値観の延⻑線上にはないところに、実は成功があったりもします。
当会には実際に不動産投資で、理想の未来を体現された方がたくさんいます。必要なのは飛び込む勇気と覚悟だと思います。ぜひ飛び込んでみてください。絶対大丈夫です。
九州地方 専業大家 あいぼうさん