入会から4か月。今回は4棟目の購入になります。(入会してから1棟目)今回購入できた物件は、会員限定で配信された物件でした。
ここ最近、物件をグリップできない日々が続いていました。前回の購入で、物件情報が出てからすぐに動いて融資が付いたことから、物件グリップの重要性を感じていました。そんな時に、今回の物件情報が届きました。
今回は早めに物件のグリップをしようと焦りもあったことから、銀⾏の内諾が出ていない段階で「融資特約無し」で、物件の情報が来てから約1週間で契約を結んでしまいました。
会の教えを守り、近隣の銀⾏をリストアップして、上から順番に電話をしました。その後、銀⾏の本部審査に2件いったのですが、2件ともNGでした。
「転勤リスクがあるために信⽤⾦庫として貸せません。」と、融資担当者と上司2人から、わざわざ私の事務所に来て言われてしまいました。
融資をしてもらえると思い、ワクワクする気持ちでしたが、断られた時には清水寺から落ちる気持ちでした。1か月待って本部審査で言われたのはつらかったです。
融資特約なしでしたので、さすがに焦りました。そこで、電話営業で断られていた銀⾏で、⾯談まで⾏ってない銀⾏が1つあったので、知人に紹介をお願いしました。
⾃分は、紹介をされるほど良い属性ではないので、今までは紹介で銀⾏開拓はしていませんでしたが、この時ばかりは助けてほしいとお願いしました。
しかし、紹介だからといって、融資を引くときも山はありました。「県内に支店を登記して欲しいので、マンションの一室を借りてほしい」と、融資担当者から初回⾯談時に言われました。
私は追い込まれていたので、その場で「はい」と言い、銀⾏からの帰り道に賃貸仲介業者に⾏き、事務所を決めて、次の日には賃貸借契約を結び、法務局に⾏き支店登記をしました。
まだ家賃年収も少ないのに、本店登記する事務所も1部屋借りており、さらに支店でも1部屋借りることになったので毎月の出費は大きいですが、1億円の物件を買うためだと決断しました。
銀⾏員が実態の確認のため、部屋の中に来て写真を撮るらしいので、部屋には机と椅子・事務機器も設置しました。表札は取り急ぎ紙で、ラミネート加工で貼っていたのですが「板の表札にできないか」と言われたので、こちらも数日で⽤意しました。
違約⾦が発⽣する期限が近くなる中で、銀⾏員と連携を密にし支店を⽴ち上げ、なんとか融資を勝ち取りました。その結果、無事に融資の内諾までいただきました。
実はその後、まだもう一山ありました。そこの銀⾏は、どうしても⾃⼰資⾦1割が必要な銀⾏でした。さらに融資⼿数料が融資額の2%、出資⾦、不動産鑑定料、さらに半年前にかったRCの不動産取得税・・・。だんだん⾃⼰資⾦が枯渇してきました。
この⾃⼰資⾦の枯渇問題を解決するべく、もう妻に頭を下げて、いろいろやりくりして、どうにか紙一重で切り抜ける事ができました。銀⾏担当者には⾃⼰資⾦が問題ないかのようにふるまい、クールに対応するのが大変でした。
このような山を乗り越え、やっと決済まで進むことができました。
購入できてから振り返ると、買えたからよかったのですが、内諾が出てない状態での「融資特約なし」は反省しています。しかし融特ありだと、もしかしたら物件をグリップすることができなかったかもしれません。今回の失敗はチャンスだったと考えます。
また、諦めそうなときも何度もありました。そんな時に相談に乗っていただいた宮川トレーナー、本当にありがとうございました。
これから物件を購入される⽅へ。物件を購入するには、⾃⼰資⾦やマインドを含め、⾏動をいかに持続できるかという事が重要だと改めて感じました。
億単位の購入ですから、不安が出ない人はいません。悩んだら私のように、早めにトレーナーに相談することをオススメします。
私の今後の目標は、まずは⼿持ち資⾦が少ないので、現⾦をためていきたいと思います。そして、2023年3月までに、もう1棟購入を目指して動きます。
東海地⽅ 会社員 きいさん
■担当トレーナー:宮川のコメント
きいさん、物件購入おめでとうございます︕何はともあれ買えてよかったですね︕
暗闇の中で、崖か平地かもわからない状態で前に飛び込めるのはすごいと思います。今回は間違いなくそれが購入につながりましたが、今回限りにしたいですね^^;
正直私も「今回大丈夫かな︖」と思いましたが、無事買えたと聞いてホッとしています。
しかし追い詰められてからの不屈の精神⼒が勝因ですね。すごいと思います。
次も頑張ってください︕次は融資特約ありで(笑)おめでとうございました︕
宮川 泰