⼊会から４年目、ようやく２棟目の購⼊となりました。
私は元々転勤族のサラリーマンで、失敗を恐れる⼼理が強い優柔不断な⼩⼼者で「石橋を叩いて渡る」どころか「石橋を叩いて叩き壊す」タイプ。投資家には向かないタイプです。
⼊会前（2006年頃︓当時40代前半）から、サラリーマン⼤家ブームの⽊造⾼利回りの物件を購⼊・運営していました。
50代も半ばで会社勤めも厳しくなり、⽊造物件の残債もほぼ無くなったことから早期退職を選択、当会に⼊会しRCを目指すことにしました。
物件購⼊の優位性を意識して札幌へ移住しましたが、
- 既存物件（⽊造）や家族の住まいが本州のため、 地銀信⾦から向けられる「エセ道⺠」の疑念を払拭出来ない
- 法定耐⽤年数を過ぎた⽊造賃貸の評価が低く、 脱サラ後の属性評価が必ずしも⾼くない
- ⾦融機関ウケの良い札幌周辺は過当競争気味で、 条件の良い北海道の辺縁部は⾦融機関からの評価が低い
などの要因があり、自分自身のアタマの固さと慎重志向と併せて、なかなか成果に結びつきませんでした。
ちなみに１棟目は当会からの紹介で、しっかりグリップされていたお陰で何とか買えましたが、自⼒では覚束ないものでした。
今回購⼊できた物件は、北海道北部の⼈⼝３万弱の町で、⻑くポータルサイトに掲載されていた物件です。価格改定で会の基準の適合物件となったため挑戦を決めました。
また、２年前にも別物件の現地調査で同市を訪問・ヒアリングを実施しており、およその⼟地勘や現地事情の予備知識はあったため、物件背景にはそれほど不安はありませんでした。
ネックはやはり融資で、辺縁部のため⾦融機関も限られてしまい2年前も上記１を理由に断られておりました。
今回も銀⾏の中央⽀店では店内審査であえなく撃沈しましたが、⽀店を替えて再挑戦してみた所、何とか本部承認までたどり着くことが出来ました。
ただ融資額は厳しく、少なくない自⼰資⾦が必要となるためギリギリまで迷いましたが、北海道内での実績拡⼤を優先するため購⼊に踏み切りました。
中⼼部から遠い⼈⼝減少地区であることや自⼰資⾦の投⼊率の⾼さなど、多くの迷いがありましたが、担当トレーナーに逐一相談し問答することによって、自分自身の考えも纏まり、リスクを整理して納得の上で判断することが出来ました。
もしも自分一⼈で探していたのなら、北海道の⼤都市周辺の物件に固執してしまい、中核都市の物件は検討対象にならなかったかもしれません。
これから物件を購⼊される⽅々へ。このレポートを不動産投資にご縁のなかった⽅が読まれていたら、優柔不断の⼩⼼者がサラリーマン⼤家を始めたり、過疎地で借⾦して物件を買うことに⽭盾を感じられるかも知れません。
ただ、臆病な⼩⼼者だからこそ、
- 終身雇⽤を盲信できない時代背景に、給与所得のみに 依存することを恐れている
- 間違いなく到来するであろう⾼齢化社会に、年⾦のみに 依存することをより恐れている
- 自⼰防衛策を何も講じないことの⽅がハイリスクと判断している
と捉えて頂くとご理解頂きやすいと思います。
私はサラリーマン時代に、会社の倒産やリストラへのリスクヘッジのつもりで不動産賃貸経営を始め、メインエンジンが故障しても墜落を免れる補助エンジンのつもりのスタートでした。
しかし不動産経営を始めてみると、メインエンジンよりも⾼出⼒を得られるようになり、50代でほとんど不安なく早期退職を選択することが出来ました。
今回の過疎地の物件も、20年経たないと本当の意味での評価は出来ないと思っていますが、それでも「補助エンジンが存在することは、何も無い状態よりも余程に良い」です。
また過疎地といえども地区事情は様々で、経験豊富なトレーナーとも相談の上で選定した物件ですので、そう簡単には価値が下がるものでもない、と判断しております。
下⼿に賃貸経営の経験があり、あれこれ理屈っぽい優柔不断ジジイに⾟抱強く付き合って頂きました篠原トレーナーには厚く御礼申し上げます。引き続きよろしくお願い申し上げます。
北海道地⽅ 専業⼤家 うなをさん
■担当トレーナー︓しのはらのコメント
うなをさん ２棟目の物件の購⼊ おめでとうございます︕︕
昨年からうなをさんのサポートを受け持ち、当初は思いと⾏動が伴わないこともありました。
この取得は まずご自身の⼒を信じ、実績を作ることという考えが腹落ちし銀⾏にも伝わった結果と思います。よかったですね︕
地⽅で 需給を⾒極め 割安の案件を購⼊しつづけることで 一歩づつ 道内で無視できない存在へ一緒に頑張っていきましょう︕
しのはら たけひろ
ご案内
