⼊会から4年目、2棟目に続き3棟目の購⼊となります。私は元々は転勤族のサラリーマンで、失敗を恐れる⼼理が強い優柔不断な⼩⼼者。およそ投資家には向かないタイプです。
⼊会前(2006年頃︓当時40代前半)から、⽊造⾼利回りの物件を購⼊・運営していましたが、50代も半ばで早期退職を選択、当会に⼊会しRCを目指すことにしました。
物件購⼊の優位性を意識して現在の地へ引っ越しをしましたが、
- 既存物件(⽊造)や家族の住まいが本州のため、地銀信⾦から向けられる「エセ道⺠」の疑念を払しょく出来ない
- 法定耐⽤年数を過ぎた⽊造賃貸の評価が低く、脱サラ後の属性評価が必ずしも⾼くない
- ⾦融機関ウケの良い居住地周辺は過当競争気味で、条件の良い辺縁部は⾦融機関からの評価が低い
などの要因があり、自分自身のアタマの固さと慎重志向と併せて、なかなか成果に結びつきませんでした。
今回の3棟目は、実は先の2棟目より早いタイミングで業者さんからDMで知った物件です。かなりの遠隔地・人口減少地区でしたが、35年と築古ながら⼊居率の⾼い⾼利回り物件でしたので魅⼒を感じ、現地調査・ヒアリングを実施しました。
しかし、物件所在地に近い地元⺠で、地場⾦融機関にパイプを持った1番⼿⽒が早々に融資内諾を取られ、あっけなく砕け散りました。
ところがその後、2棟目に取り組んでいた最中に「1番⼿⽒がプライベートのアクシデントで⼿付放棄で撤退した」とのご連絡を頂きました。
実は3棟目の売買仲介さんは、過去のチャレンジ物件(速度戦で敗北)で⾯識があり、物件購⼊実現⼒に⼀定の評価を頂いていた⽅でした。
苦戦したのは今回も融資付けです。札幌から遠く規模の⼩さい街なので、⾦融機関も限られてしまう中、上記1)を理由にあっさり断られ、融資付けを断念することも考えておりました。
そのような時、担当トレーナーから「あまりに勿体ないから、政府系⾦融機関まで全部当たれば︖」と助⾔を頂きました。
自分でも政府系某⾦融機関も考慮しましたが、過去2年間で3連敗中で、いずれも「私共がご融資させて頂きたい事業形態とは少し違う」との理由でした。
構造的なお断り理由で3連敗中であったため流⽯に気が重く、「どうせ、また」とも思いましたが、「せっかくアドバイス貰って何もしないのも気が引ける」と思い、4度目の正直に挑戦しました。
政府系某⾦融機関といえば⼀般貸付10年4,800万が目安ですが、「⼥性・若者・シニアの起業支援」のため20年7,200万というコースが準備されており、過去3回はシニアコースでのチャレンジでした。
今回は
- 物件価格が⼩さいこと
- ローン期間を法定耐⽤年数内に抑えること
- ⾼利回りで短期返済でも回る
と判断出来たことから、過去3回より規模の⼩さい⼀般貸付で審査を申し込みました。
結果は思いもよらず審査に通り、またしても⼀定の自⼰資⾦投⼊はありましたが、物件購⼊に漕ぎ付けることが出来ました。
余談ですが、⼀般貸付で申請書を提出したのですが、貸付条件はそのままで融資カテゴリーだけがシニア起業支援で承認されて降りて来ました。
今回も担当トレーナーから「勿体ない」と励ましてもらい、自⼰評価だけでなくトレーナー目線からの評価もなんとかモノにしたい、という動機付けになり、融資付けも突破出来ました。
政府系某⾦融機関に挑戦するファイティングスピリッツの喚起、2棟目と交錯するタイミング、築古⾼利回りという変則性への判断など、しのはらトレーナーのサポートには本当に感謝しております。
⾼齢化社会のピーク予測が2040年頃だそうです。今後は、自分も健康寿命の残存年数を意識し、⽼朽化が進む⽊造アパートからタイミングを⾒計らいながら
- RCへの転換
- 更なる経営の安定化
- 事業承継
を視野に⼊れて、活動を継続して⾏こうと思います。
北海道地⽅ 専業大家 うなをさん
■担当トレーナー︓しのはらのコメント
うなをさん、3棟目のRC購⼊おめでとうございます︕︕
2棟目も動きながら、素晴らしい⾼利回りの物件を買えたこと。また地域に認められるきっかけをひとつ作れました。
2棟目からほぼ期間も空かず、連続の購⼊で素晴らしい勢いです︕この実績がさらなる信⽤に変わります。引き続き頑張って⾏きましょう︕
しのはら たけひろ